あなたの土地、建物は、あなたの名義ですか?

長浜市にある長浜合同法務事務所の司法書士の押谷です。

来年10月から、消費税を10%に増税する旨の発表がなされました。国家財政が危機的状況にあることは皆さんも周知の事実です。年金、医療、介護と今後も増加の一途を辿るであろう社会保障費に消費税の増税で応えることは一つの選択肢かもしれません。

しかし、私を含めた周りの皆さんの生活状況から察するに、今までと変わらないこのやり方では根本的な解決には繋がらず、むしろより一層の幸福感の低下を招くものだと思っています。消費税には逆進性がありますので、貧富の差はますます広がり、必要とする物を我慢せざるを得ない状況が増えてしまうのではないでしょうか?貧しさは自由を奪い、幸福感を低下させ、やがて人の心を蝕みます。

私は、余裕のある人がそうでない人に分ければいいと思っています。娘が幼稚園のときに「奪い合えば足りないけど、分かち合えば余るんだよ」との教えを私に講じてくれたことを思い出します。

資本主義に倫理観など存在しません。資本主義が崩壊し、社会的混乱が生じる前に、計画的に新たなシステムへの移行を実行するときが来ていると私は感じています。

さて、今日は土地、建物の名義についてのお話です。実務に携わる中で、不動産の名義変更ができていないとのお話を伺うことは、けして少なくありません。よくあるお話としては、数十年前に交換した土地をそれぞれが占有、管理しているが、未だ不動産の名義は相手方のままだなんてお話です。

このような場合、交換した当事者は、そのいきさつを覚えていらっしゃいますので、トラブルとなることはないでしょう。しかし、当事者の一方が亡くなったり、或いは年月の経過により記憶が曖昧となったり、当事者で作成していた覚書を紛失したりと、いつしかトラブルへと発展してしまう可能性があります。

また、不動産の名義と税金は連動していますので、固定資産税は未だ登記名義人の負担です。

このような事案では、年月の経過により、名義変更はより一層困難となっていきます。いきさつを知っている方の協力が得られるうちに済ませておきましょう。お早めにしていただくことが、より手間が少なく、より費用も安く済むものです。

土地、建物は、利用の有無にかかわらず、代々受け継がれていくものです。受け継がれたお子様がトラブルに巻き込まれないように、お早めに対応してあげたいですね。

 

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