相続登記を放置するデメリットは?

長浜市にある長浜合同法務事務所の司法書士の押谷です。

今朝のニュースでは、貴乃花親方が日本相撲協会に引退届を提出したとのニュースで持ちきりでした。真相は未だ不明ですが、貴乃花親方の主張は日本相撲協会から理不尽な圧力を受けたことが理由とのことです。何か最近のニュースに通じるものがありますね・・・

私は、少人数で仕事をしているせいか人間関係のトラブルは皆無です。お客様とも和やかにお話させていただいております。ひょっとして、とても幸せ者なのかもしれません。世の中では、それが普通では無いのでしょうか?

これだけのいろいろな組織の報道にふれると、いわゆる加害者側の人間も世の中に相当数いることが想定されます。特に日本社会で多いのは、積極的に加害者にはならないが、加害行為にNOと言わない、そんな消極的加害者ではないでしょうか?

いま正に、多くの方がこの理不尽に声を上げている、それが今日の現状であると思います。千里の道も一歩から、少しずつでも世の中が進歩することを心から願います。そして、私の周りで理不尽を目の当たりにする場面があれば、必ず手を差し伸べたいと思います。

さて、少々熱くなってしまいました(苦笑)。ここからが本題です。相続登記を放置することのデメリットをお伝え致します。

まずは、相続した物件を売却する場合、死者名義のままでは売却することができず、相続登記が必要になります。また、相続した物件をリフォームする場合にも、死者名義のままでは担保設定ができないため、利率の高い無担保ローンを利用せざるを得なくなります。

つぎに、相続人の債権者から不動産の差押えを受ける可能性があります。これが最も困ってしまうケースです。相続登記をしていない不動産は、登記簿上は相続人全員で共有していると判断され、相続人が有する共有持分をその債権者が差押えすることが可能となります。

最後に、現実的に困った場面をご紹介します。年月の経過により、相続人もまた亡くなり、あみだ式に相続人が増えていきます。私の実務経験においても、相続人が30人以上に及んだケースもあります。その場合、相続人の中に行方不明の方、認知症の方、未成年の方、生涯孤独で相続人がいない方、印鑑を押すことに抵抗される方等、いろいろな方との調整が必要となります。そして、印鑑がもらえなければ、裁判所行きです・・・

結局は、速やかに相続登記をした場合と比べて、費用も時間もかかってしまいます。

皆さん、それでも相続登記を放置されますか?

 

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